コンパクトで置き場所を選ばず、水量にも余裕がある「45cm水槽」は、初心者から中級者まで幅広く人気です。小型水槽よりも水質が安定しやすく、熱帯魚やエビ、水草など幅広いレイアウトを楽しめます。ただ、「どれを選べば失敗しないの?」と迷ってしまう方も多いはず。
そこで今回は、初心者でも扱いやすいオールインワンモデルから、本格派のインテリア映えするモデルまで、厳選したおすすめ5選を比較表にまとめました。まずはざっくり予算感と用途別の特徴でチェックしてみましょう。
商品名 | 初心者向け度 | コスパ | 特長 | 予算 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
GEX グラステリアスリム450 6点セット | ★★★★★ | ★★★★☆ | フレームレス&静音外掛けフィルター | 約5千円前後 | 省スペースで見た目重視ならこれ(Amazon) |
コトブキ アクアリスト450M LEDセット | ★★★★★ | ★★★★★ | LED付き定番モデル | 約8千円前後 | 迷ったらこれ!定番の安心モデル(amazon) |
GEX マリーナ45cmセット 上部フィルター&LED | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | 上部フィルター&海水対応 | 約9千円前後 | 海水にも挑戦したい人向け(楽天) |
テトラ サイレントフレックス45 | ★★★★☆ | ★★★★★ | シンプル&低価格 | 約5千円前後 | コスパ重視で始めたい人に(楽天) |
せせらぎビオトープ 45cmスリムセット | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | 和モダン・ビオトープ仕様 | 約3万円前後 | インテリア映えを最優先するなら(楽天) |
この記事では、この5つをさらに詳しく比較し、飼育スタイルや設置環境に合う選び方のコツも解説します。最後まで読めば「これだ!」と思える水槽セットがきっと見つかりますよ。

初心者におすすめ!45cm水槽セットランキング
第1位:GEX グラステリアスリム450セット
透明感のあるフレームレスガラスが美しく、インテリア性も高いモデル。静音性に優れた外掛けフィルターが付属しており、初心者でも設置が簡単です。幅スリム設計なので、省スペースに置きたい方や見た目を重視したい方に最適。特に水草レイアウトや小型熱帯魚との相性が抜群です。
セット内容:ガラス水槽、外掛け式フィルター、フィルターカートリッジ
こんな人におすすめ:部屋のインテリアに溶け込むおしゃれな水槽が欲しい方、省スペースで設置したい方

第2位:コトブキ アクアリスト450M セット
LEDライト付きの定番セットで、初めてのアクアリウムにも安心。明るく自然な光で水草や魚の色彩を引き立てます。必要な機材が揃っているため、購入後すぐに立ち上げ可能。シンプルな構造でメンテナンス性も高く、「迷ったらコレ」と言える安心モデルです。
セット内容:ガラス水槽、LEDライト、上部フィルター
こんな人におすすめ:初めて水槽を設置する方、LED

第3位:GEX マリーナ45cmセット 上部フィルター&LED
上部フィルターを搭載し、水質維持能力が高いのが特長。LEDライトも付属し、淡水・海水どちらにも対応可能です。特に海水魚や少し難易度の高い魚種に挑戦したい方におすすめ。メンテナンスはやや本格的ですが、その分長期的な安定運用が可能です。
セット内容:ガラス水槽、上部式フィルター、LEDライト
こんな人におすすめ:海水魚や中級者向けの熱帯魚飼育をしたい方、水質管理をしっかり行いたい方

第4位:テトラ サイレントフレックス45
低価格ながら静音性の高い水中フィルターを搭載したコスパ優秀モデル。シンプルな構成なので設置やメンテナンスが手軽で、初めてのアクアリウムや子どもと一緒に飼育を始めたい家庭にも向いています。水槽サイズの割に軽量なのもポイントです。
セット内容:ガラス水槽、水中式フィルター
こんな人におすすめ:予算を抑えて始めたい方、静音性を重視する方、子どもと一緒に魚を飼いたい家庭

せせらぎビオトープ 45cmスリムセット
和モダンなデザインとビオトープ仕様が魅力のインテリア性抜群モデル。植物や竹炭ろ過装置が付属し、自然に近い環境を作ることができます。室内だけでなくベランダや屋外での使用も可能で、メダカや水生植物の飼育にぴったりです。デザイン性を最優先したい方におすすめ。
セット内容:スリム型ガラス水槽、竹炭ろ過装置、植物用ポット
こんな人におすすめ:インテリアとしても映える水槽が欲しい方、メダカや水生植物のビオトープを楽しみたい方

45cm水槽セットが初心者におすすめな理由
アクアリウム初心者にとって、水槽のサイズ選びはとても大切です。なかでも45cm水槽は、扱いやすさと見た目のバランスがちょうど良く、はじめての水槽として非常に人気があります。ここでは、なぜ45cm水槽が初心者におすすめなのか、その理由を詳しくご紹介します。
コンパクトなのに十分な飼育スペース
45cmというサイズは、設置スペースを取りすぎないコンパクトさを持ちつつ、魚や水草をしっかり育てられる容量も確保されています。一般的には30cm水槽よりも水量が多いため、水質が安定しやすく、初心者でも失敗しにくい点が大きな魅力です。
「初心者は30cmでいいかなと思ったけど、水がすぐ汚れて大変だった」という声も。実は45cmの方が、管理がラクなケースも多いのです。
レイアウトの自由度が高い
45cmという中型サイズは、水草や流木、石を配置する際にもほどよい自由度があります。小さすぎると単調になりがちなレイアウトも、このサイズなら奥行きや立体感を演出しやすく、「自分だけの水景」を楽しむことができます。
「熱帯魚とエビを一緒に飼いたいけど、スペース足りるかな?」という方にも、45cmなら複数種の飼育が可能です。
インテリア性とメンテナンスのバランスが◎
45cm水槽はリビングやデスク、玄関などにも設置しやすく、圧迫感を与えにくいサイズです。フレームレスガラス水槽なら、見た目にもスタイリッシュで、インテリアの一部としても映えます。
一方で、水量がある程度あるので、水換えや掃除の頻度も極端に多くならず、手間とのバランスがちょうどよいのもポイント。小さすぎず、大きすぎず。まさに「ちょうどいい」サイズです。
初心者向け!45cm水槽セットの選び方
はじめて水槽を選ぶとき、「どれを選んでも同じでしょ?」と思うかもしれません。でも、素材やフィルター、ライトの種類によって使い心地や見た目は大きく変わります。ここでは、失敗しないためにチェックしておきたい選び方のポイントをご紹介します。
水槽の素材|ガラス製とアクリル製の違い
水槽の素材は、大きく分けて「ガラス」と「アクリル」の2種類があります。
ガラス製
- 傷がつきにくく、長く使える
- 透明度が高く、魚や水草が美しく見える
- 重量があるため、安定感がある反面、設置場所には注意が必要
アクリル製
- 軽くて持ち運びがしやすい
- 万が一ぶつかっても割れにくく、安全性が高い
- 傷がつきやすいため、取り扱いにやや注意が必要
「子どもがいるから軽くて割れにくい方が安心…」という方にはアクリル製がおすすめ。一方で、クリアさを重視するならガラス製を選ぶと満足度が高いです。
フレーム付き vs フレームレス|見た目・強度・清掃性
見た目を左右するポイントとして「フレームの有無」も重要です。
- フレーム付き水槽:構造がしっかりしていて、初心者でも安心。価格も比較的リーズナブル。
- フレームレス水槽:デザイン性が高く、インテリアとしても映える。ただし、設置には水平な台が必要。
フィルターの種類と性能をチェック
水質維持に欠かせないフィルター。種類によって性能や見た目、音の大きさが異なります。
フィルターの種類 | 特徴 |
---|---|
外掛け式 | 取り付けが簡単で初心者向き。GEXなどに多い |
上部フィルター | 濾過力が高く、安定性◎。ややスペースを取る |
外部フィルター | 本格的な濾過ができるが、価格が高め&設置に慣れが必要 |
底面フィルター | 水草水槽に向いているが、初心者にはやや扱いづらいことも |
照明の種類と演出効果
見た目と水草育成を左右する照明も大切なポイントです。
LEDライト
- 長寿命・省エネ・多彩な色味
- 明るさ調整やタイマー機能があるものも多く便利
- 水草を育てたいなら「育成用LED」を選ぶと◎
ヒーターの有無も確認しよう
熱帯魚を飼うなら、水温を一定に保つためのヒーターは必須です。冬の寒さに弱い魚も多いので、あらかじめセットに含まれているかチェックしておきましょう。
「ヒーターって後で買えばいいと思ってたけど、真冬に魚が弱ってしまって後悔しました…」という声も。オールインワンに含まれていると安心ですね。
45cm水槽をもっと楽しむ!飼育例とレイアウトのアイデア
45cm水槽の魅力は、コンパクトながらも自分だけの世界を作り込める自由度の高さにあります。ここでは、初心者でも楽しめる飼育スタイルや、水槽レイアウトの基本アイデアをご紹介します。
おすすめの熱帯魚・メダカ・エビ
45cm水槽で飼育できる人気の魚たち
- ネオンテトラ/カージナルテトラ:小型で群泳が美しい。初心者向けの定番魚。
- グッピー/プラティ:カラフルで繁殖も楽しめる。飼いやすさ◎。
- ミナミヌマエビ/ヤマトヌマエビ:コケ取りにも活躍。水草水槽にぴったり。
- 白メダカ/楊貴妃メダカ:丈夫で育てやすく、見た目も美しい。
「魚の数って何匹くらいが適正なの?」という疑問には、
目安は“体長1cmにつき1Lの水”。45cm水槽(約30L前後)なら、小型魚10〜15匹が目安です。
初心者でも楽しめるレイアウトのコツ
水槽の中を「自然の風景のように見せる」ことが、アクアリウムの醍醐味です。以下の3つのポイントを押さえると、グッとおしゃれな水景になります。
- 三角構図・凸型構図を意識しよう
→ 高低差をつけると立体感が出る。流木や石、水草の配置で自然なバランスに。 - 前景・中景・後景を意識して植える
→ 前面は背の低い水草(キューバパールなど)、後ろにボリュームある水草(ロタラ・バリスネリアなど)を配置。 - 空間に余白をつくる
→ すき間を作ることで、魚の泳ぐ姿が映えやすくなる。
水草育成でさらに本格的なアクアリウムに
45cm水槽は、水草レイアウトにも十分な広さがあります。はじめは管理が簡単な「入門水草」から始めると◎
育てやすいおすすめ水草:
- アヌビアスナナ(丈夫で光量が少なくても育つ)
- ウィローモス(エビとの相性が良く、流木に巻き付けやすい)
- バコパ・グリーンロタラ(初心者でも育てやすくて見た目も華やか)
「CO2って必要なの?」
⇒ 水草を本格的に育てたい場合はCO2添加があるとぐっと育成しやすくなります。でも、入門水草なら無添加でも楽しめますよ。
45cm水槽の維持・メンテナンスのポイント
アクアリウムを長く楽しむためには、水槽内の環境を清潔に保つことが大切です。とくに初心者の方にとっては、「どれくらいの頻度で掃除すればいいの?」「水換えってどうやるの?」といった疑問も多いはず。ここでは、45cm水槽を快適に保つための基本的なメンテナンス方法をご紹介します。
水換えの頻度と方法
水槽の水は時間とともに汚れていきます。透明でも、水質は悪化していることがあるので、定期的な水換えが欠かせません。
基本の目安:
- 1〜2週間に1回
- 全体の20〜30%の水を交換
バケツに新しい水を用意し、「カルキ抜き(中和剤)」を入れておくと、魚に負担をかけずに済みます。
「全部の水を替えた方がいいのでは?」と思うかもしれませんが、それは逆効果。急激な水質変化は魚にストレスを与えてしまうので、部分的な交換が基本です。
フィルター掃除のタイミング
フィルターは水をきれいに保ってくれる重要な装置。でも、使いっぱなしではろ過能力が落ちてしまいます。
掃除の目安:
- 1ヶ月に1回程度
- ろ材は水槽の水で軽くすすぐ
市販のフィルターにはスポンジやセラミック材などの「ろ材」が入っているので、それを軽く洗って目詰まりを防ぎましょう。水道水で洗うとバクテリアが死んでしまうので注意です。
照明・CO2管理で美しさをキープ
照明は、魚や水草の健康にも関わる重要なアイテムです。
照明管理のポイント:
- 1日8〜10時間が目安
- タイマーがあると自動でON/OFFできて便利
また、水草をしっかり育てたい場合は「CO2添加器」もあると理想的です。とはいえ、初心者は無理にCO2添加にこだわらなくてもOK。まずはライトや水換えをしっかり行うことが大切です。
「仕事で昼間は不在だから、照明の管理が不安…」という方には、タイマー付きコンセントが便利!時間になれば自動で点灯・消灯してくれます。
ミニQ&A!初心者がよく抱く疑問に答えます
アクアリウムを始める前や始めたばかりの頃には、「これってどうなんだろう?」という疑問が次々に出てくるものです。ここでは、初心者さんからよく聞かれる質問にわかりやすくお答えしていきます!
Q. 30cmや60cm水槽と比べて、45cmってどうなの?
A. バランスが良くて、初心者にちょうどいいサイズです。
30cm水槽は小さくて手軽に見えますが、水量が少ないため水質が安定しづらく、意外と上級者向け。
60cm水槽は水質が安定しやすい反面、スペースや価格の面でハードルが高くなります。
その点45cm水槽は、
- コンパクトで置きやすい
- 飼育数もある程度確保できる
- 水質の安定性もまずまず
と、初心者にとってちょうどいい“中間サイズ”なんです。
Q. 水槽を始めるのに、全部でいくらくらいかかる?
A. 目安は10,000〜15,000円前後です(オールインワンなら)。
45cm水槽セット(フィルター・ライト付き)が5,000〜10,000円、ヒーターやカルキ抜き、餌、レイアウト素材などを含めると、トータルで10,000〜15,000円ほどあれば始められます。
「最初から全部買うのは不安…」という方には、セット内容を確認して足りないものだけ追加で買い足すのも◎
Q. よくある初心者の失敗ってどんなこと?
A. 水換えのしすぎ・ヒーター不足・魚の入れすぎが多いです。
- 水換えのしすぎ → 「きれいにしたい」と思って毎日換えるのはNG。バクテリアのバランスが崩れます。
- ヒーター未設置 → 冬場に水温が下がり、魚が弱ってしまうことも。
- 一気に魚を入れすぎる → 水質が追いつかず、病気や死んでしまう原因に。
最初は少なめの魚からスタートし、徐々に慣れていくのがおすすめですよ。
まとめ|45cm水槽セットでアクアリウムを気軽に楽しもう!
45cm水槽セットは、アクアリウム初心者にとって“ちょうどいい”サイズ感と機能性を兼ね備えた、理想的なスターターセットです。
- 設置しやすく、水質も安定しやすい
- レイアウトや飼育の自由度も高い
- オールインワンセットなら、すぐに始められて安心
この記事で紹介した選び方のポイントや、厳選したおすすめ商品を参考に、自分に合った水槽セットを見つけてみてください。
水槽の中に広がる癒しの空間は、きっと日々の暮らしを豊かにしてくれるはずです。
「ちゃんと育てられるか心配…」という方も、大丈夫。最初の一歩を踏み出せば、きっと楽しいアクアリウムライフが待っていますよ🐠✨
まずは、あなたにぴったりの45cm水槽セットを見つけて、気軽にアクアリウムを始めてみませんか?
✅ 45cm水槽からステップアップしたい方へ
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