水槽の温度管理で悩んでいませんか?特に夏場になると「クーラーを買ったのに本当に冷えるの?」という不安を感じる方も多いはず。私も最初はそうでした。
でも、ここでご紹介する ZC‑100α をはじめ、ファン式やペルチェ式のクーラーには、実際に「真夏の猛暑でも水温24℃±0.5℃をキープできた」「エアコンなしの部屋で設定温度をしっかり維持」など、リアルな口コミが多数あります。
この記事を読むことで、
✔ 本当に水槽が冷えるかどうか、
✔ 電気代やメンテナンスの手間、
✔ 音の大きさなど実用面の違い、
をしっかり比較できます。選び方のコツや本当に合うクーラーまで、わかりやすく解説。安心して購入・設置できるようになりますよ!

60cm水槽クーラーの選び方と注意点
なぜ水槽にクーラーが必要なの?
60cm水槽は一般的に水量が約57リットル前後あり、熱がこもりやすいサイズです。特に夏場になると室温が30℃を超える日も多く、水槽内の温度もそれに引っ張られて上昇してしまいます。
水温が高くなりすぎると…
- 熱帯魚が弱ってしまう(酸欠・病気のリスク増加)
- 水草が枯れる・成長が止まる
- バクテリアバランスが崩れる
といった問題が起きてしまいます。
「でも、うちは室内だから大丈夫でしょ?」と思う方もいますが、実際には室温28℃を超えると水槽の水も同様に上がり、魚にとっては命に関わる環境になることも。
そんなとき、頼れるのが「水槽用クーラー」です。
60cm水槽に適した冷却方式とは?
水槽クーラーには、大きく分けて次の3種類があります👇
コンプレッサー式(例:ZC‑100α、テトラ クールパワーボックス CPX-75)
- 【特徴】エアコンと同じ構造でしっかり冷やせる
- 【長所】冷却力が非常に高く、温度が安定する
- 【短所】価格が高め、設置スペースが必要
ペルチェ式(例:テトラ クールタワー CR-3 NEW)
- 【特徴】半導体を使った静音・小型クーラー
- 【長所】静かでコンパクト、手頃な価格帯も多い
- 【短所】冷却力はやや弱め。真夏に力不足なケースも
ファン式(例:テトラ 25℃ダブルクールファン、QOSEREN)
- 【特徴】水面から気化熱で冷却。安価で導入しやすい
- 【長所】電気代が安く、手軽に使える
- 【短所】湿度や室温の影響を受けやすく、温度管理が不安定
「でもそれってファンで本当に冷えるの?」
実は、「1日で26℃→24.5℃まで下がった」というレビューや、温度センサー付きモデルなら目標温度を維持できたという声も。使用環境次第で意外と効果があります。
選ぶときに確認すべきポイント
60cm水槽クーラーを選ぶときは、次のポイントをチェックしましょう。
- 冷却能力(対応水量):60cm水槽(約57L)に合うかどうか
- 静音性:寝室やリビングに置くなら「静音」重視が安心
- 消費電力と電気代:月数百円~700円前後が目安
- 設置性・サイズ:本体の大きさ/置き場所のスペース確認
- メンテナンス性:掃除やフィルター交換のしやすさ
- 価格帯・コスパ:初期コストと維持費のバランスも大事
「私も最初はファンで十分かな?と思ってましたが、魚の種類や設置場所によっては、チラー式にしておいてよかったと感じることも多いです」
60cm水槽におすすめのクーラー5選【口コミ・コスパ・メンテ付き】
60cm水槽に適したクーラーを、冷却性能・電気代・静音性・メンテナンス性など多角的に比較しながら、口コミ評価の高い5製品を厳選しました。それぞれの特徴と実際の使用者の声も紹介します。
ZC‑100α|高性能コンプレッサー式で静音・省エネ・冷暖対応の多機能
- 方式:コンプレッサー式(0.1℃単位で水温調整可能)
- 本体価格:約48,000円
- 対応水量:〜100L
- 月電気代:600円程度(1日8時間稼働した場合)
- メンテナンス性:フィルター清掃(週に1回が目安)
- サポート体制:ゼンスイ公式でマニュアル・部品提供・修理受付あり
🔧「説明書がしっかりしていて掃除も簡単」「ゼンスイの対応が丁寧で安心」
私も今はこの水槽クーラーを使っています。気になる人は↓のページを参考にしてみてください。
ZC-100α クリーニング方法とコツ|性能・レビュー付きで週1メンテからオーバーホールまで徹底解説! | よんふぁみ
テトラ 25℃ダブルクールファン|手軽に温度管理できるファン式

- 方式:ファン式(25℃自動制御)
- 本体価格:約3,500円
- 対応水量:30〜60cm水槽
- 月電気代:〜100円程度
- メンテナンス性:ファン部のほこり除去(2〜4週ごと)
- サポート体制:テトラ正規保証・部品通販対応
🔧「掃除も月1回でOK」「温度キープ力が地味に優秀」
QOSEREN 水槽ファン(コントローラー付き)|細かな温度調整が可能

- 方式:ファン式(温度調整コントローラー付き)
- 本体価格:約3,000円
- 対応水量:〜60cm水槽
- 月電気代:〜100円未満
- メンテナンス性:ファン・センサー部の簡易清掃
- サポート体制:説明書あり、海外メーカーでサポート不明瞭
🔧「風量調整が便利」「音も控えめで快適」
テトラ クールパワーボックス CPX-75|冷暖対応の多機能コンプレッサー式

- 方式:コンプレッサー式(ヒーター出力付き)
- 本体価格:約28,000円
- 対応水量:50〜200L
- 月電気代:約1,100円〜
- メンテナンス性:吸気・水循環部を3ヶ月ごと点検
- サポート体制:テトラ国内保証・部品供給あり
🔧「1台で冷暖両対応が便利」「長期的に使える安心感あり」
テトラ クールタワー CR-3 NEW|省スペース設計で本格冷却

- 方式:ペルチェ式
- 本体価格:約39,000円
- 対応水量:〜90L以上
- 月電気代:約1,200円(推定)
- メンテナンス性:フィルター・配管を3〜6ヶ月目安で清掃
- サポート体制:国内1年保証・部品単体販売あり
🔧「設置がラクで、メンテもしやすい」「しっかり冷えるのに静か」
「最大風量にすると1時間で1℃下がった。音もそれほど気にならない」
「温度管理しやすく、初心者でも扱いやすい」
比較表(初期費用・コスパ・メンテ付き)
モデル | 方式 | 初期費用 | 対応水量 | 月電気代 | 静音性 | コスパ評価 | メンテナンス性 | サポート体制 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ZC‑100α | コンプレッサー式 | 約48,000円 | ~100L | 約600円 | ◎ | ⭐⭐⭐⭐☆ | 吸気・熱交換部を半年ごと清掃 | ◎(公式修理対応あり) |
ダブルクールファン | ファン式 | 約3,500円 | ~60cm | ~100円 | ◯ | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ファン部を月1回清掃 | ◎(正規保証・部品販売) |
QOSEREN | ファン式 | 約3,500円 | ~60cm | ~100円 | ◯ | ⭐⭐⭐⭐☆ | ファン・センサー部の掃除 | △(海外製で不明瞭) |
CPX‑75 | コンプレッサー式 | 約28,000円 | ~200L | 約1,100円 | ◎ | ⭐⭐⭐⭐☆ | 吸気・水循環部を3ヶ月ごと点検 | ◎(国内サポートあり) |
CR‑3 NEW | ペルチェ式 | 約39,000円 | ~90L〜 | 約1,200円 | ◎ | ⭐⭐⭐⭐☆ | フィルター・配管を3〜6ヶ月清掃 | ◎(保証・部品販売) |
実際に冷える?各クーラーの口コミ・使用感まとめ
ZC‑100α(私はこのクーラーを使ってます)
「室温30℃超の部屋でも24℃キープ。水温がぶれないから安心」 「音が静かで夜間も問題なし」↓もう少し詳しく知りたい方はコチラ↓
テトラ 25℃ダブルクールファン
「簡単に設置できて25℃前後に保てた」 「音はややするけど気にならないレベル」
QOSEREN 水槽ファン
「細かく温度調整できて便利」「コントローラー付きで使いやすい」
CPX-75
「夏も冬もこれ1台で済むのがありがたい」 「ペルチェなのに結構冷える。長期運用も安定」
CR-3 NEW
「省スペースで置けて、冷却力も十分」 「メンテナンスしやすい構造がいい」
失敗しない!あなたに合ったクーラーの選び方診断
✅ 初めての導入・コスパ重視なら?
→ テトラ 25℃ダブルクールファンや QOSEREN:初期費用が安く、手軽にスタート可能。
✅ 水温をしっかり安定させたい
→ ZC‑100α や CR-3 NEW:コンプレッサー式で冷却力&安定性が段違い。
✅ 多機能性・通年対応を求める
→ CPX-75:冷暖対応で年中安心。ヒーター付きは唯一。
✅ 設置スペースに制限がある
→ CR-3 NEW:タワー型でキャビネット内にも置きやすい。
✅ アフターサポートの安心感も大切
→ ZC‑100α/テトラ製品全般:国内メーカーの保証や交換部品が豊富。
「予算だけで選ばず、飼育環境やメンテのしやすさも考えて選ぼう
注意すべき購入前チェックポイント
- ポンプ・ホースの有無を確認しよう
特にチラー式は、別途ポンプが必要なことがあります。付属していない場合は別売品の確認を忘れずに。- 設置環境に合ったサイズかどうか
クーラー本体の寸法と、設置予定スペースを事前に計測しておくと安心です。- 部屋の室温と湿度も考慮して
ファン式は室温・湿度の影響を大きく受けるため、冷房の効いた部屋など環境の整った場所での使用が向いています。「思ってたより大きかった…」「ポンプが別で必要だった」など、設置後の“しまった!”を防ぐために、購入前のチェックはしっかりしておきましょう。
まとめ|水槽クーラー選びで失敗しないために
60cm水槽の温度管理は、魚や水草の健康を守るうえでとても重要です。特に夏場は水温が上昇しやすく、適切なクーラー選びが欠かせません。
今回紹介した5機種は、それぞれ「冷却力」「コスト」「静音性」「メンテナンス性」に優れた特徴を持っており、用途や目的に応じて選びやすくなっています。
- とにかくしっかり冷やしたい → ZC‑100α/CPX-75/CR-3 NEW
- 初めて導入する・予算重視 → テトラファン/QOSEREN
- 冷暖対応の多機能型が欲しい → ZC‑100α/CPX-75
それぞれの特徴や口コミ、メンテ性を参考に、あなたにぴったりの1台を選んでください。
「これで本当に冷えるかな?」と迷っていた方も、安心してクーラー選びができるはず。快適なアクアライフの一歩を踏み出しましょう!
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