1. そもそも45cm水槽ってどんなサイズ?
「45cm水槽って、どれくらいの水が入るの?」
「設置場所に置けるかな…重さはどれくらい?」
そんな疑問を持つ方に向けて、まずはサイズと水量の目安を確認しましょう。
📏 標準的な45cm水槽のサイズ
項目 | 数値 |
---|---|
幅(W) | 45cm |
奥行(D) | 約27cm(製品により25〜30cm) |
高さ(H) | 約30cm |
水量の目安 | 約30〜35リットル(製品差あり) |

高さや奥行が違うと水量も変わります。たとえば「45×30×30cm」の水槽なら
約35リットルです。
2. 45cm水槽は満水で何キロになる?
水槽の重さは「水の重さ」+「ガラス本体の重さ」+「底砂やレイアウト素材」も含めて考える必要があります。
⚖️ 重さの計算目安
- 水だけの重さ(約30~35L)→ 30〜35kg
- ガラス水槽本体 → 約5〜8kg
- 底砂・レイアウト素材 → 約3〜5kg
➡️ 合計:40〜50kg程度

注意:設置場所が安定しているか必ず確認しましょう。棚や台の耐荷重が50kg以上かをチェック!
3. 45cm水槽で飼える魚の数の目安は?
ここが初心者が一番迷うポイントかもしれません。水槽に入れられる魚の数は「水量」だけでなく、「種類」や「体長」「性格」によっても変わってきます。
🐟 魚の数の基本ルール(目安)
1cmの魚体長あたり=約1リットルの水
つまり、30リットルの水槽であれば…
- 3cmの魚 → 約10匹
- 5cmの魚 → 約6匹
- 10cmの魚 → 2〜3匹が目安
✅ 具体例(混泳は考慮せず)
魚の種類 | 目安匹数(45cm水槽) | コメント |
---|---|---|
ネオンテトラ | 10〜15匹 | 群れで泳ぐので複数飼育が基本 |
ベタ(単独飼育) | 1匹 | 他の魚との混泳は基本NG |
メダカ | 8〜12匹 | 繁殖しやすいので過密に注意 |
グッピー | 6〜10匹 | 増えるペースが早いので注意 |
コリドラス | 3〜5匹 | 底床掃除役。混泳しやすい |

この数を目安にすると少し物足りないと思うかもしれません。フィルターや水替えなどを定期的に行い水質の維持をすれば多少増えても問題はないですよ!
4. 45cm水槽のおすすめポイントは?
🟢 初心者にもおすすめな理由
- 設置しやすいサイズ感:60cmよりコンパクトで場所を選ばない
- 水量30L前後で水質安定しやすい
- 対応フィルター・ライトが豊富
- 初期費用を抑えられる
⚠️ 注意点もあります
- 水量が多くないため、水温や水質が急変しやすい
- フィルターやヒーターのサイズ選びは慎重に
- 魚の入れすぎ・餌のあげすぎですぐ汚れる
🌡️ 夏場や冬場の温度管理にはクーラーやヒーターも重要。機材選びも快適アクアライフのカギです。
5. よくある質問Q&A|疑問をまるっと解決!
❓ Q. 30リットルの水は毎日取り替えないといけませんか?
🗨️ → いいえ、週に1〜2回・1/4程度の水換えでOK。水換えの頻度よりも「フィルター清掃」や「餌の量」に気をつけましょう。
❓ Q. 台所や家具の上に置いてもいい?
🗨️ → 耐荷重50kg以上の専用台がおすすめ。家具がたわむとガラスが割れる恐れがあります。
❓ Q. フィルターやヒーターは必要?
🗨️ → 熱帯魚を飼う場合は必須です。メダカや金魚でもフィルターはなるべく使いましょう。
6. まとめ|45cm水槽はバランスの良い「中間サイズ」
45cm水槽は「設置しやすさ」「適度な水量」「管理のしやすさ」のバランスがとれた、初心者にもおすすめのサイズです。
- 約30〜40リットルの容量
- 総重量は40〜50kg前後
- 小型魚なら10匹前後の飼育が可能
適切な機材と知識をそろえれば、十分に美しくて楽しいアクアリウムが作れます。最初の1本としても、中級者のサブ水槽としてもぴったりなサイズ、それが45cm水槽です!
🌱 この記事が、あなたのアクアリウムライフの第一歩になりますように。
コメント